
共用外被把持型ターミネーション S「SC」-「LG」
共用外被把持型ターミネーション S「SC」-「LM-R」
用途
本製品は、試験光(1.65μm)遮断機能を有した外被把持コネクタであり、ユーザー端末(ONU)等の近傍に設置し、光通信回線に挿入された試験光を遮断し、通信回線が試験光によって影響を受けないようにします。
特徴
- 現地で簡単に組み立て、ドロップケーブルまたは細径低摩擦インドアケーブル、細径ドロップケーブルに直接取り付ける事ができます。
- 組立時間は端末処理含めて約2分で、特別なスキルは不要です。
- 光ファイバの心線をハンドリング・余長収納する必要が無くなり、現地での作業性が向上します。
- 被覆除去(専用リムーバー使用)にて、0.25心線および 0.5心線のどちらの被覆にも使用可能です。
使用例

構成品

当社の特徴
①ファイバ挿入口を大きくすることで、ファイバ挿入をし易くしています。
②ファイバの挿入はガイド付レールに乗せて滑らせることにより、確実な挿入を実現しています。
③組立て用治具に適正な心線処理長を確認するための目盛りをつけています。
④共用外被把持部材は蓋式を採用し、把持不足を防止しています。
構造図

組立手順
組み立てやすさを徹底追究しました。困難な心線挿入作業も組立治具の挿入ガイドに沿って心線を挿入する事ができ、組み立て作業性に大変すぐれています。1コネクタ当たりの作業組立時間についても2分以内が実現可能です。

仕様
品 名 | 外被把持型波長選択ターミネーション | ||
---|---|---|---|
LG | LM-R | ||
接続損失 (対マスタ) |
1.31μm/1.55μm | 1.5dB以下 | |
通信光と試験光との損失差 | 20dB以上 | 40dB以上 | |
試験光波長 | 1.65±0.005μm | ||
反射減衰量 | 1.31μm/1.55μm | 35dB以上 | |
1.65μm | 5dB以下 | ||
コネクタ種別 | SC | ||
寸 法 | 53mm以下 |
「現地組立型コネクタ(外被把持型波長選択ターミネーション)」カタログダウンロード
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